心筋梗塞合併症
あなたはもう元気になっているので言いますが、あなたは心筋梗塞で入院したときに、さまざまな合併症のために生死の間をさまよったかもしれません。
心筋梗塞は、それ自体よりも、それに伴って起きてくる合併症がこわいのです。
例えば、心不全、心臓ポンプとしての機能が急に低下するために、心臓に還ってきた血液を汲み出すことができずに、肺が水浸しになったり(肺水腫といいます)、血圧が下がったりします。
突然脈がみだれて、心臓が止まったり、脈が遅くなったりすることもあります。
入院中に再度心筋梗塞の発作を起こしたり、重い狭心症の発作が起ることもあります。
最近、これらの合併症に対する治療が大変進歩しました。
電気で心臓の動かしたり、機械で心臓の働きを補助したり、あるいはPTCAといって、風船で狭くなった冠動脈を広げたりします。
急性期のこわかったことは不思議と記憶にの残っていません。
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リハビリイテーション
リハビリイテーションというと、すぐ脳卒中後の後遺症にたいする機能訓練のことを思いつきます。
リハビリイテーションとは、病気にかかった人が、再び健康な社会生活を取り戻すまでの過程をさしていますから、心筋梗塞にも当然リハビリイテーションという考え方があります。
心筋梗塞にかかった人が身体にも精神的にも回復し、社会復帰するまでには、たくさんの過程を経なければなりません。まず、無事退院までこぎつけることです。
この間のリハビリイテーションを急性期リハビリテーションといいます。
退院してすぐ社会復帰というわけにはいきません。もう少し体力をつけなければなりません。
この間のリハビリテーションのことを回復期リハビリテーションといいます。
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